スピッツが主催?しているイベント「ロックロックこんにちは!」の仙台での2日目。一日目はチケットが売り切れに。元ちとせや
ゴイステといった旬の人たちが出ていたからだろうか。で、俺が行った2日目のメンツはIN THE SOUP、CRASH IN ANTWARP、
THE NEATBBEATS、THE PILLOWS、PENPALS、そしてSPITZ。
普段邦バンドのライブへ行かないため、あまりの女性の多さに圧倒された。女7・男3くらいだ。それともスピッツ好きは女性が多
いだけってことなのだろうか。
ゼップ仙台は意外に小さい。でもなかなか小奇麗で好印象。
■ ラブハンドルズ
チケットには「OPENING」と書かれていたが、実際に「開演時間」の30分ほど前に始まった。男二人組、サポート二人のバンド形式
で、ごくありがちな邦バンドって感じか。メロディーも良くないし、特に変わったところもない。しかし観客は温かい。
■ THE PILLOWS
いきなりピロウズの登場。結構曲を知っているだけに楽しめた。しかしやたら音をでかくしてノイズを出しすぎだし、ボーカルは聴
きずらいし、MCはなんか喋り方が癇に障るしでいまいちだった。曲はすげーかっこいいんだけど・・・
あと「ANOTHER MORNING」をやってくれなかった。
■ CRASH IN ANTWARP
恐らくブッチャーズあたりに影響を受けたと思われる日本語エモバンドという感じだった。しかしボーカルの声がスネオみたいで好
みではなかった。
日本のバンドで声が好きになれるバンドは本当に少ない。例えばトライセラトップスなんかはあの声じゃなきゃ絶対ファンになってる
と思うのだが・・・
■ IN THE SOUP
ボーカルがエレカシの宮本に似ていた。なんか面白いことを喋っていたが、少ないファンに向かって「バカ」とか言うのはどうなんだ
ろう。カバー曲「グリーン・グリーン」が1番良かったっていうのも寂しい。
■ PENPALS
たぶん単独のときはダイブの嵐になるんだろうけど、この日の客層では単発でしか起きなかった。しかし演奏はうまいし、キャッチー
だし、ボーカルの声は渋いしでかなり良かった。アルバム買おうかな。
■ THE NEATBEATS
そろいのスーツにリーゼントでオールドスタイルなロックを決めるニートビーツ。結構期待していたが、キャッチーな数曲以外、全部
同じに聴こえてダレた。結局過去の焼き直し以上の何かがなくちゃあどうしようもないんじゃあないの、と思ってしまった。
登場で「スピッツです」と言ってみたり、歌詞はユニークだったり、格好は目を引いたりと、音楽以外の面ばかり目立っていた。
■ SPITZ
いよいよ、いよいよスピッツの登場。邦楽では1番好きなバンドでずっと見たいと思っていたが、ついにその機会が訪れた。もう始ま
る前からドキドキ。あのスピッツが生で見られるとは・・・最高!
・海とピンク
一曲目はなんとファーストアルバムから。しかし十年以上も前の曲なのに全く違和感がないのは素晴らしい。テツヤのギターの上手
さは生で見ると衝撃的。
・さわって、変わって
ライブにぴったりなノリノリの曲。草野の声はテレビで見ると怪しげだけど、ライブではハリがあって堂々としている。
・夢追い虫
イントロでグっと来てしまった。この曲のベースラインはそれだけ追っていてもいいくらい好きなので、生で聴いたらやばい。泣き
そうになった。田村は普通の人っぽく見えて、ベース弾いているところはべらぼうにカッコイイ。
・ロビンソン
ニートビーツの「ハンバーグのうた」に対抗できないと、「デザートみたいな・・・」と紹介していた。この曲を聴いたらホントに
スピッツが目の前にいるんだ、という実感が湧いてきた。
・夏の魔物
俺がファーストアルバムで1番好きなのはこの曲だ。切なくって儚くて、でもなんか変でっていうスピッツの魅力が詰まった名曲だ
と思う。俺の中ではこの日の最高の瞬間だった。
・水色の街
先日出たばかりの新曲。CDで聴くより10倍は良い。草野の高音を生で聴けるなんて最高だ。
・放浪カモメはどこまでも
「隼」から。正直スピッツの中ではそんなに良い曲だとは思わないけど、それでも感動してしまった。スピッツは凄すぎる。
・8823
これも「隼」から。サビの1度聴いたら忘れないキャッチーなメロは生で聴くと凄みすら感じさせる。こんなにやる曲やる曲すべて
メロディーが良いバンドって他にないよ。こんな曲が次々書けたらどんなに気持ちいいだろうか・・・
草野はまさに天才だ。
・ハネモノ
「水色の街」と同時発売された新曲。ライブだと繊細さと力強さを身体の奥から感じさせてくれるようであった。ニューアルバムが
はやく聴きたい。本編終了。
・俺のすべて
アンコール。「空も飛べるはず」のカップリング曲。カップリング曲等を集めた「花鳥風月」を聴けばわかるが、スピッツはカップリ
ング曲も恐ろしくクオリティーが高い。こんなバンドって他にあるだろうか。いやない。スピッツに敵なし。
これですべて終了。もっと聴きたい気もしたが、スピッツを見られた満足感でいっぱいだった。
◎総括
ペンパルズとスピッツ以外は期待はずれっていうのが正直な感想だった。けど、スピッツを見られたらあとはどうでもいいっていうの
も本音ではあった。
また、普段あまり見ない邦バンドをいっぺんにたくさん見ることが出来たのは良かったが、スピッツとそれ以外のあまりに大きな差を
感じてしまったのも確かだ。
スピッツは音は全然大きくないのに、バンドとしての迫力があり、一音一音が胸に響いてきた。それに対してピロウズとかは音は馬鹿
でかいのに心に全く響いてこなかった。ただ音をでかくすりゃあいいって勘違いしているのだろうか。
それからスピッツは全作品聴いても駄曲を探すのが難しいほど楽曲が素晴らしいなのに、ペンパルズとピロウズ以外は良い曲を探すほ
うが難しいというありさまであった。
日本のバンドは日本語を話すわけだからコミュニケーションを取りやすく、客も入りやすいっていうのは事実だと思う。でもスピッツ
のように純粋に音楽の良さで集客できるバンドってどれくらいいいるんだろうか。も少しなんとかしてほしい。誰かお勧めを紹介して
ください。
とにかくはっきりしたことは、スピッツが最高で最強だってことだ。スピッツこそ日本の宝だ。俺はどこまでもついて行くぜ!
でも単独では行けないかなあ・・・
by やすま
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