2日目。1日目より見たいものが多いため、気合が入る。
ファクトリーステージに行き、さっそくタワレコの抽選をしたら、なんとなんと1等のTシャツが当た
った。人生のピークか。しょぼいピークだ。
とにかく朝からついてるぜ!
■MILLIONAIRE (IN DOOR STAGE)
ベルギーのバンドらしい。俺は「ロックンロール」を意識し過ぎているようなバンドってあんまり好
きじゃない。少し期待はずれ。
■MUM (IN DOOR STAGE)
サマソニ特集のテレビでビデオクリップを見たらわりと良かったため、期待していたエレポップバン
ド。メロディーが良く、女性ボーカルの声も美しいため、聴いていて気持ち良くなって寝てしまった。
ただドラムの音が意外にでかかった。
単独では行こうと思わないバンドを見られるのもフェスの良さの一つだと思う。
■A (OUT DOOR STAGE)
バンド名が「エー」か「エース」かで友人ともめた。俺は「エース」だとずっと思っていた。
何年か前にどこかのフリーペーパーに「エース」と書いてあったはずだが・・・
■THE REINDER SECTION (IN DOOR STAGE)
メッセに移動。この移動距離は辛い。妙に遠回りさせられるし。
中に入って肉まんを食べていると、175Rの演奏が聞こえてきた。S曰く、スネオみたいな声だと。確か
に。しかし175R & シャカラビッツは凄い人気で、入場制限されていた。Tシャツの列もハンパなか
ったし、ジャパンク人気の凄さを実感させられた。けど薄っぺらいなあ。
さて、レインディアーセクションは、ティーンエイジファンクラブとかそこらへんのミュージシャン
が仲間内で組んだバンドらしい。アラブストラップのエイダンとかもいた。
ゆるーいインディーポップって感じではあったが、温もりのあるギターポップを聴かせてくれた。
たまにはこういう内輪なノリで戯れている、プロっぽくないパフォーマンスを見るのも良い。
■SKA SKA CLUB (FACTORY STAGE)
他に見たいものがなかったため期待しないで見に行ったが、意外に良くて驚いた。メンバーが12人
もいるため音が厚く、しかも皆本当に上手い。それでいてありがちなやかましい爆音でもない。プロ
だ。また、ダブルボーカルの音質が違う二人は、二人とも声にハリがあって迫力満点。MCもなかなか
面白い。これは人気が出るはずだな、と思った。前のレインディアセクションとは正反対の良さがあ
る。
以前なぜか買ったがほとんど聴かなかったCDを聴き直してみよう、という気になった。
■THE LIBERTINES (FACTORY STAGE)
いかにも初期パンク好きといった革系の出で立ちで登場するや、ストロークスを粗くしたような衝撃
的なガレージパンクをぶっ放した。全然どんな奴らか知らなかったけど、強烈に引き込まれてしまっ
た。演奏はかなり下手だが、その荒々しさ、時々現れる妙に切ないメロディーに心を動かされた。2年
前のアットザドライブインを見たときと同種の驚きを感じた。
こいつら、絶対クルぜ!
誰かさんは彼らをけちょんけちょんに貶していて哀れだったが、しばらくしたら猛反省することにな
るであろう。ははは
■PUFFY (FACTORY STAGE)
亜美由美のかわいい顔を拝もうとかなり前のほうで見ようとしたら、いきなりモッシュ・ダイブの嵐
に。俺は暴れたいんじゃない、あのかわいさを近くで感じていたいんだ、などとオタクチックなこと
を考えながら、自分も知らず知らずこぶしを突き上げていた。
とてもパフィーのライブとは思えない男くさい盛り上がりであったが、シングル曲とブルーハーツの
カバー以外はいまいちのノリだった。うーん、ただ暴れたいような奴が多いってことなのか。
パンク系の客のエネルギーは凄いものがあるが、ところかまわず「oi!」、とりあえず「ダイブ」、と
にかく「モッシュ」というあり方はどうなんだろうか。それからマナーもクソもないのはなんとかな
らないだろうか。イナゴ・シャカ〜スカスカと続いた後のファクトリーステージの無残さは酷いもの
で、ゴミやらなんかの残骸やらが散らかり放題であった。そして自分が知っているもの、ノレるもの
意外は全く興味を示さないで無視するという姿勢は見ていて不快だ。
なんにせよ、あのかわいらしさを生で見られたので良かった。
■NOFX (OUT DOOR STAGE)
ノーエフがサマソニに出るとは思ってもみなかった。アンチ商業主義の総大将のような存在だと思っ
ていたから・・・
そんなことはさておき、そのパフォーマンスは最高だった。やはりずっと最前線でやっているバンド
だけあって、演奏技術はもちろん、客を楽しませるという点で抜きん出ている。
生で聴いた「シャンゼリゼ」には鳥肌が立った。
しかしまさかサマソニで見られるとはなあ。なんか俺の中でノーエフっていうのはかなり異色であっ
て、グリーンデイあたりとはちょっと違った「敬意」を抱かせる存在とでもいうか。不思議な感動を
味わえたのは確かであるが。
■MORRISSEY (IN DOOR STAGE)
スミスをリアルタイムで経験しているわけではないが、その凄さはそういう俺にもなんとなく伝わる
ものがあった。俺が今聴いても、なぜか胸に突き刺さるものがある、スミスはそういう存在だ。
だから生でモリッシーを見られるなんて、マジで凄いことだと思っていた。(自称UKロック好きの
S氏は「スミスなんか知りたくもねえ」、などとのたまっていらしたっけ。ははは)
ノーエフを全て見ていたためすでに始まってしまっていたが、一声聴いただけで気分が高揚した。
モリッシーならではの華麗な歌声や美意識、そして美しいメロディーは、見に来て良かったと心から
思わせてくれる、素晴らしいものであった。
感動で胸が一杯になりながら、ビルの窓に映る花火に見送られ、幕張を後にした。
◎総括
1日目より2日目の方が楽しめた。千葉マリンとメッセ間の移動は大変だが、それぞれ面白いメンツ
で、苦労して移動をする甲斐はあった。
ガンズやノーエフ、モリッシーのような大御所から、リバティーンズやムームといった知名度の低い
バンド、はたまたパフィーまで見られるといった幅の広さは、ステージが増えた今回が1番だったと
思う。
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