2003-5-31
SLOWRIDE / AS I SURVIVE THE SUICIDE BOMBER

ついているようで、ついていない出来事によく見舞われる。
電車に駆け込んで、「よし、間に合った」と思って乗り込んだら、そこが弱冷房車だったときなんかがそうだ。
そんな時は、「余裕を持って着ける」という安堵感と、「なんでクソ暑いのに弱冷房なんだよ!」という憤りが入り混じった、何とも言いようのない気持ちにさせられる。
このSLOWRIDEは、まさにそんなときに聴くべき音楽だ。(ってどんなだ)
「エモ」というほど鬱屈としていないが、「メロディック・パンク」というほど前向きでもない。白黒はっきりしないままなだれ込んでいく感じとでも言おうか。しかしその絶妙な感じがいいのだ。
確かに素晴らしいわけではない。でも悲嘆に暮れるほどでもない。人生の多くの部分を占めるそんな「ありふれた日常生活」。
それを変に賛美するでもなく、シニカルに構えるでもなく―
しょうがあんめぇ、なんとかやっていこうぜ、たまにはいいことあるさ、と、そんな気持ちにせてくれる音楽だ。
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