ニューディスク



CARDIA / CARDIA



SUNNY DAY REAL ESTATEとLAST DAYS OF APRILとDOVESとTRAVISが合体して爆発したような(LDOAはスウェーデンだが)、USロックとUKロックの見事な融合。

壮大で美しい音、雲間から光がさすかのように陰と陽が絶妙なメロディー、神がかったような高音ボーカル。マジ完璧。
かなりのキャリアを積んできたメンバーとはいえ、デビューアルバムでこの完成度、奇跡ですよ。素晴らしい。

しかしこんなに素晴らしい作品が、なぜあまり話題にならないのだろうか。こういう作品を聴くと、雑誌とかで話題になるものとそうでないものの違いって一体何なのだろうか?と改めて考えさせられてしまう。

というわけでこれを見てくれたみなさん、俺に騙されたと思って買ってみて下さい。特に上で挙げたバンドが好きな方。
盛り上げましょう!!!

しかしフィルターも良いレーベルだよなあ。






SAVES THE DAY / IN REVERIE



前作の3rdアルバム「STAY WHAT YOU ARE」は2001年ベストアルバムに選んだほど好きなアルバムだ。2ndまでの若さにまかせて突っ走った姿から、大人になっていこうとする変化。その過程を全てさらけ出すような姿勢。迷い、悩みながらも未来を切り拓いていく、そんな不安と希望に揺れ動く想い。そうした心情が痛いほどに伝わってきて、そこに感情移入したのだった。


そして今作。
そうした感情の揺れ動きは消えうせたように感じた。
当事者としてもがくというより、一歩引いた位置から冷静に自分達を眺める、そんな感じだ。
夕暮れを背にたたずむ少年の写真のジャケットから、比喩的なイラストのジャケットへの変化に見て取れるように。

確かにメロディーはポップだ。ボーカルの高音は切ない。
けれども、鋭利で隙のない音がそれをかき消すように、まるでセンチメンタルな感情移入を拒むかのように打ち鳴らされているのだ。


この作品にイマイチ入り込めないのは、俺が彼らとは違っていつまでも情けなくて、大人になりきれないからなのだろうか。






ALLiSTER / DEAD ENDS AND GIRLFRIENDS



こちらも買いそびれていた1品、下北ユニオンで捕獲。

2ndに比べるとチープで粗く、勢いに任せた、まさに「ポップ・パンク」道なアルバム。とことんキャッチーなメロディーと2分前後で終わる潔いスタイルは既に確立されて、その爽快感は満点。

ただ、メンバー4人が代わる代わるボーカルを担当し変化をつけてはいるが、ちょっと一本調子になってしまう感は否めない。この手のバンドの宿命ではあるが。

というわけで、もしこのバンドに女性メンバーが加わったら鬼に金棒だよなあ・・・とちょっと思った。


ちなみにバックストリートボーイズのカバーには脱力。






THE RUBINOOS/ CRMIES AGAINST MUSIC



カバーつながりで。
買いそびれていた去年発売のアルバム。下北ユニオンのアウトレットコーナーにて未開封安価で購入。ラッキー。

BEACH BOYSやTODD RUNGREN、COSTELLO、FLAMI'N GROOVIESのようなドンピシャなカバーはもちろん、一発屋やシングルB面曲のカバーなどと幅広い。

原曲が良いのはもちろんだが、違和感なく、かつ瑞々しく聴かせるのはさすがルビナーズ。

早くオリジナルのニューアルバムが聴きたいッス!






竹内まりや / LONGTIME FAVORITES



自身が好きなオールディーズをカバーしたニューアルバム。

聴いて思うのは、やっぱり曲が本当に良いということ。
60〜70年代のポップスを聴いていると、「古き良き」というものへの憧れを抱くと共に、現実から切り離された幸福感に包まれるような気持ちになる。
これこそポップ・ソングの「魔法」と言ってもいいような力なんじゃないだろうか。

それはさておき、原曲の雰囲気を壊すことなく、かつ竹内まりやのアルバムになっていると思った。もともとこういうポップスの影響を受けていたわけだから当然と言えば当然なんだろうけど・・・
とにかく音楽への愛と情熱に溢れた1枚だと思うわけです。


ちなみに特に好きなのは「悲しき片思い」と「砂に消えた涙」。





    
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